サンクタム 感想 [オススメ度 星4つ]
サンクタムを映画館で観てまいりました♪
「タイタニック」や「アバター」を手がけた
ジェームズ・キャメロンが製作総指揮をしているということで、
期待をして映画館へ足を運んだわけですが、
良い意味で裏切られました♪
未知の洞窟からの脱出劇、迫り来る大量の水との闘い…、
そんな設定が3D映像で観られるということなので、
アクションを中心としたハラハラドキドキの派手な作品なのかと思っていたら、
意外とその根底にあるのは、
人間の弱さやはかなさ、そして、
主人公の青年、ジョシュと、父、フランクとの親子愛を描き出す、
精神的な映画でした…♪
もちろん、
アドベンチャームービーとしての迫力も充分盛り込まれていて、
それだけでも楽しめる作品ですが、
むしろ見どころは、
主人公・ジョシュの心の成長といったところでしょうか…。
迫り来る大量の水に翻弄されるアクションシーンと、
その中で見つける洞窟の異様な静けさ…、
その対比も映画ならではの味わいを感じさせてくれました♪
まさに聖域<サンクタム>を、
映画館にいながらにして味わえるのは、映画の醍醐味といったところだと思います。
当初、4月22日に公開予定だったこの作品「サンクタム」ですが、
やはり、水に襲われるシーンの表現が、
3月11日に発生した東日本大震災の津波被害を連想されるとして、
公開が延期されておりました。
震災後半年経って日本では、9月16日に公開が始まったわけですが、
たしかにこの作品を見るかぎり、直接の被災者、及び、日本人には、
見ていて辛い思い出が蘇ることもあるかもしれません…。
しかし、この「サンクタム」の中には、
「最後まであきらめない」
「どんな状況になっても生き続ける!」
といった強いメッセージも含まれていました。
被災者の方々におかれましては、
少し気持ちの整理が落ち着いた段階になってきたら、
観てみるのもよいかな、と感じました。
以上、
「サンクタム」を映画館で観た感想でした☆
評価は、星5点満点中、4つです♪
★★★★☆
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